貧脚おやじのロードバイク日記 五十の手習い

福岡在住の会社員です。50歳からロードバイクを始めてハマってしまいました。

志賀島 9月20日

志賀島を走るのは4月以来で、かなり久しぶりだ。

というか、長めの距離を走ること自体が2ヶ月ぶりだったりする。

 

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緊急事態宣言や長雨の影響もあるが、今年はこのまま走行距離が伸びないまま終わりそうだ。

久しぶりに距離を走ると少し脚がダルい。早朝に油山を登ったり、日頃運動を怠っているわけではないが、自転車の筋力や体力は長い距離を自転車に乗らないと維持できないものなのだろうか。

雁の巣から志賀島へと続く海の中道は、例年、3連休ともなると海浜公園や水族館、プールに海水浴と多くの行楽客で車も多いが、緊急事態宣言中は全ての施設が閉鎖されているため道が空いている。

9月の下旬で気候もいいせいか、多少脚は重いが勝馬海岸までノンストップで気持ちよく走ることができた。

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芝生広場で、しばし休憩をとる。

しばらく来ない間に芝生広場にサイクルラックが設置されていた。

最近はいたる所でサイクルラックを見かけるようになった。

ロードバイククロスバイクでサイクリングを楽しむ人が増えたのだろう。

市街地の道路も自転車が走りやすく整備されるといいのだけど。
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短めの休憩を取った後、定番コースの潮見展望台までヒルクライム。距離は油山と変わらないが、ちょいちょい10%超えの坂道が現れる。

潮見展望台は博多湾玄界灘の中を走る海の中道と、海の向こうに福岡の街を一望できる絶景スポットだが、夏の間に繁った草木が視界を遮って眺めが良くなかった。
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秋に向かうこれからの季節は、ロードバイクも快適で楽しい季節だ。

もっとロングライドに出かけたい。

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油山朝練 9月10日

1ヶ月近くのテレワーク生活にもすっかり慣れてしまった。

テレワークとはいえ在宅ばかりではなく、仕事先には家から直行直帰、用事がある時は出社する。長年のサラリーマン生活で毎日会社に通う事が習慣になっていたので、在宅勤務は違和感があったが、慣れてしまえば通勤に使う時間やつまらないミーティングの時間がない分、時間を有効に使える。f:id:nagacchan:20210911122707j:image

残業もあまりすることが無くなった。おかけで8月から通い始めたボクシングジムにも、平日の7時から週に3〜4回通うことができる。

そのボクシングだが、イメージとしてはボクササイズ的なフィットネスに近いものを想像していた。ホームページにも「フィットネス感覚で」「ダイエットに!」「初心者でも大丈夫!」「女性も歓迎」などと書かれていた。

ところが通ってみると、割とガチな人が多い。1時間のトレーニングだが結構ハードだ。もちろん女子の姿は見たことがない。

体も鍛えられて楽しいのはいいのだが、ジムの翌日は疲労で早起きができず油山の朝練に行けない。

ロードバイクの方がおろそかになってしまい平地も坂道もスピードがかなり落ちてしまった。

う〜ん、体重も落ちて、筋力のバランスも良くなってヒルクライムが速くなる予定だったのだが…。

ひっさしぶりの油山朝練

今月は長雨もあり、ほとんど自転車に乗らないまま8月の最終日を迎えてしまった。

久しぶりに朝練に出かけると日の出の時間が遅くなっている。5時過ぎの街はまだ暗い。

自転車に乗っていない間もランニングや筋トレをしたり、ボクシングジムに通って体力は維持していた。むしろ体重は落ちているし筋肉もついたような気がするが、坂はやはりきつい。ストラバのタイムもかなり落ちてしまった。
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自転車の走行能力は自転車でしか維持ができないようだ。まぁ、慣れというのもあるのだろう。

早朝の薄暗い森の中を、ぜぇぜぇと息を切らしながら展望台に到着。

ちょうど朝日が登ったところだった。

これからの季節は森の空気を爽やかで、朝焼けも美しい。

 

油山朝練 チャレンジするオッサン

開催をめぐって賛否両論あったのオリンピックも終わってみると、不安を煽っていたテレビ各局はこぞってメダリストをバラエティ番組や報道番組に出演させて、感動の名場面を何時間も流している。

感染者の数はともかく何かと暗い話題ばかりの世の中で、ひたむきに戦うアスリートの姿は国民に感動を勇気を与えたのは間違いないだろう。

アスリートの姿に触発されたというわけではないが、久しぶりに油山の朝練に出かけた。

このところ天候も不安定でしばらく自転車に乗っていなかった。

体力が低下している感覚はないが、登板力は衰えているようだ。帰宅してストラバのタイムは以前に比べかなり落ちていた。
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体力や筋力の衰えとは関係なく、坂は登らないと遅くなるようだ。

オリンピックに触発されたというわけでは今月からボクシングジムに通い始めた。

ここ何ヶ月かでダイエットがうまくいったので、貧弱な上半身を鍛えようとフィットネスに通おうかと考えたが、筋肉の見栄えを良くするためだけに高い会費を払うのももったいない。

どうせやるなら何か身につけたい、というわけで近所にあるボクシングジムに通うことにした。

もちろん、ボクシングは未経験。ちょっと無謀かもしれないが、ジムの会長には健康のために運動がしたいと言っておいた。既に3回ほど通ったがが、1時間ほどのトレーニングでヘトヘトになってしまった。

自転車とランニング以外はまともに運動をしていないので体の動かし方が鈍い、というかドン臭い。縄跳びすら、まともにできなくなっていた。

他の練習生は軽やかにステップを踏み、サンドバッグを叩いているが、こんな調子で大丈夫なのか不安である。

そう思いながらも、いつか軽快なフットワークと強いパンチを手に入れて強くなってやると密かに企んでいる。

いい歳なので挫折するかもしれないがチャレンジしてみよう。

「54歳、真夏の大冒険!」だ。

 

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妻と唐津ライド

6月の4連休の初日、妻とサイクリングに出かけることになった。いつも糸島ばかりなので、前々から行ってみようと言っていた唐津まで走ることにした。

家から唐津まで往復100kmになる。猛暑の中、長距離ライドはさすがに厳しいと思ったので車に自転車を積んで、糸島から唐津まで、海岸線おおよそ60kmの平坦道を走る。

年始に購入したミノウラのバーゴだが、なかなか使う機会がなく、ようやく出番がきた。

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 シエンタの荷室に要らなくなった毛布を敷き、バーゴを設置。

荷室のピッタリ収まりいい感じだ。

買い換える際に自転車を積みやすく、妻が普段乗りで運転しやすいということでこの車に決めた。

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 前輪を外し、自転車を積み込む。天井の高さも余裕がある。

荷室の高さがこの車を選択した理由でもある。シエンタの荷室は長さと高さがロードバイクを積むにはちょうどいいサイズなのだ。
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ミノウラの台座と同時購入したアシストバーで2台のロードバイクを連結。これによってかなり安定感が増す。

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さらに100円ショップで購入した荷造り用のベルトで固定する。アシストバーだけでも十分なのだがベルトで車と繋ぐことによって、よりしっかりと固定される。

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いざ出発。

9時に糸島に到着し、公園の広めの駐車場に車を停めて唐津に向かう。

気温は高めだが、曇りで追い風なので気持ちよく巡航できる。

途中のコンビニでバナナを購入し栄養補給。f:id:nagacchan:20210724110945j:image

唐津までは、ほぼ平坦基調の国道202号線を右手に海を眺めながら走っていけば到着する。
糸島と唐津の中間に二丈パーキングエリアがあり、その下に姉子の浜という、この辺りでは珍しい鳴き砂の白い砂浜の海岸が弓状に広がっている。

家族連れの海水浴客で賑わっていた。

ここから唐津まではコンビニもないので、しばらく休憩を取る。

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ここまで来ると唐津まであと少し。

少し気温が上がりはじめたぐらいに虹の松原に到着。

虹の松原は唐津湾沿いに弓なりに広がる全長約5km、幅500mの日本3大松原の一つに数えられ国の特別名勝地にも指定されている。
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松原の中を走る一本道をしばらく走ると途中のひらけた広場にマイクロバスのお店「からつバーガー」がある。

呼子イカと並んで唐津の有名グルメである。

起源は佐世保ハンバーガーとのことだが、昭和36年創業の歴史を持つらしい。

昼近くだったので客が結構多い。

妻はチーズバーガー、私はスペシャルバーガーを注文し、松林の中に転がっている丸太に腰掛けて食べた。
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スペシャルバーガーで490円という値段だが、パティと卵、ハム、チーズ、レタスの具材が収められており、ボリュームも味もファーストフードチェーン店で食べるより格段に美味い。

全国に広がるご当地バーガーの元祖と言われるだけあってクオリティが高い。
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胃袋も満たされ頃には気温がかなり上がってきたので唐津城を見て帰ることにした。城内は階段を登らないと入城できないので外の遊歩道を少し散策。
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三方を海で囲まれた唐津のシンボル唐津城は別名舞鶴城とも呼ばれている。

天守閣が鶴の頭、左右に広がる松原を翼に見立てて、そう呼ばれているらしい。
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今日は坂は登らなかったが、近くには鏡山という300mほどの山があり、展望台からは唐津湾と虹の松原を一望できる絶景スポットがあるので、季節が良くなったら行ってみよう。

 

油山朝練 早朝から悶絶するオッサン

今朝もせっせと油山ヘ。

出勤前のこの1時間は自分の時間だ。

油山に到着するまでに町中を走るわけだが、早朝なのであまり信号に引っかかる事はない。とはいえ最低でも2回ぐらいは信号に捕まるだろうか。

今朝も大きな交差点で信号待ちをしなければならなかった。信号が青に変わり少しスピードを出そうと漕ぎ出すがクリートがうまくはまらない。
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元々、クリートをはめるのが下手でスタートの時にモタモタして出遅れてしまう。

クリートをはめようとグッと踏み込んだ瞬間、ツルッとクリートが滑りペダルから足が落ちてしまった。

と同時に勢いで股間に衝撃波が…。サドルに股間の住人達が押す潰される形になり、恐らく男にしか分からない何とも言えない激痛が下腹部に走り悶絶してしまった。

まるで格闘漫画「修羅の門」の主人公が放つ必殺技である無空波を受けた気分だ。

相手の体に拳を密着させて衝撃波を叩き込むという技だが、股間に密着したサドルからの衝撃はこれに近いものがあるんじゃなかろうか。

それにしても、クリートをペダルにスムーズにはめる一連の動作が何年経っても上手くならない。

油山朝練 自己満足の男

ここ数日ですっかり暑くなったので、エアコンのタイマーをセットして寝ている。おかげで夜中に目が覚めることもなく朝までぐっすり眠れるが、寝起きが妙にだるい。温度設定が低いのだろうか。

えいやっと起きて、外に出てしまえば外気は涼しくて心地がよい。

今朝の油山も朝日が綺麗だった。
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展望台に到着すると、ちょっとした改造を施したやんちゃな2台の単車が停めてあった。若い男二人と女の子が一人、1台は女の子を後部座席に乗せて朝日を見に来たのだろう。

やんちゃそうな若者たちは楽しそうに談笑している。そして足元には消えかけの煙草の吸い殻が一本落ちていた。

いつも展望台で一息ついて、朝日をバックに愛車の写真を撮る。ブログとストラバに載せるためと、そろそろ起きてくるであろう妻にラインに添付して送るためだ。

そして、時間に余裕があれば簡単にゴミ拾いをするようにしている。毎朝、散歩に来ている四人組のお年寄りがゴミ拾いをしている姿に感動したからだ。今日も駐車場の隅に置いてあるゴミバサミと塵取りを持って目立つゴミを拾うことにした。

煙草の吸い殻を足元に捨てている若者を諫める気はなかったが、さすがにゴミを拾う私を見て少し悪いと思ったのだろう。吸い殻の火を消して拾って煙草箱に収めようとしていた。

「それ、もらおうか」と声をかけると

「すいません。ありがとうございます」と吸い殻を渡してくれた。

声をかけてみると案外と素直そうな若者たちだった。若者たちにしてみると鬱陶しいオッサンに思えたかもしれないが、私の自己満足は十分に満たされ少し嬉しい気分だった。