貧脚おやじのロードバイク日記 五十の手習い

福岡在住の会社員です。50歳からロードバイクを始めてハマってしまいました。

油山朝練 自己満足の男

ここ数日ですっかり暑くなったので、エアコンのタイマーをセットして寝ている。おかげで夜中に目が覚めることもなく朝までぐっすり眠れるが、寝起きが妙にだるい。温度設定が低いのだろうか。

えいやっと起きて、外に出てしまえば外気は涼しくて心地がよい。

今朝の油山も朝日が綺麗だった。
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展望台に到着すると、ちょっとした改造を施したやんちゃな2台の単車が停めてあった。若い男二人と女の子が一人、1台は女の子を後部座席に乗せて朝日を見に来たのだろう。

やんちゃそうな若者たちは楽しそうに談笑している。そして足元には消えかけの煙草の吸い殻が一本落ちていた。

いつも展望台で一息ついて、朝日をバックに愛車の写真を撮る。ブログとストラバに載せるためと、そろそろ起きてくるであろう妻にラインに添付して送るためだ。

そして、時間に余裕があれば簡単にゴミ拾いをするようにしている。毎朝、散歩に来ている四人組のお年寄りがゴミ拾いをしている姿に感動したからだ。今日も駐車場の隅に置いてあるゴミバサミと塵取りを持って目立つゴミを拾うことにした。

煙草の吸い殻を足元に捨てている若者を諫める気はなかったが、さすがにゴミを拾う私を見て少し悪いと思ったのだろう。吸い殻の火を消して拾って煙草箱に収めようとしていた。

「それ、もらおうか」と声をかけると

「すいません。ありがとうございます」と吸い殻を渡してくれた。

声をかけてみると案外と素直そうな若者たちだった。若者たちにしてみると鬱陶しいオッサンに思えたかもしれないが、私の自己満足は十分に満たされ少し嬉しい気分だった。