油山朝練 早朝から悶絶するオッサン
今朝もせっせと油山ヘ。
出勤前のこの1時間は自分の時間だ。
油山に到着するまでに町中を走るわけだが、早朝なのであまり信号に引っかかる事はない。とはいえ最低でも2回ぐらいは信号に捕まるだろうか。
今朝も大きな交差点で信号待ちをしなければならなかった。信号が青に変わり少しスピードを出そうと漕ぎ出すがクリートがうまくはまらない。
元々、クリートをはめるのが下手でスタートの時にモタモタして出遅れてしまう。
クリートをはめようとグッと踏み込んだ瞬間、ツルッとクリートが滑りペダルから足が落ちてしまった。
と同時に勢いで股間に衝撃波が…。サドルに股間の住人達が押す潰される形になり、恐らく男にしか分からない何とも言えない激痛が下腹部に走り悶絶してしまった。
まるで格闘漫画「修羅の門」の主人公が放つ必殺技である無空波を受けた気分だ。
相手の体に拳を密着させて衝撃波を叩き込むという技だが、股間に密着したサドルからの衝撃はこれに近いものがあるんじゃなかろうか。
それにしても、クリートをペダルにスムーズにはめる一連の動作が何年経っても上手くならない。