貧脚おやじのロードバイク日記 五十の手習い

福岡在住の会社員です。50歳からロードバイクを始めてハマってしまいました。

5月23日 糸島 久しぶりの立石山と牧のうどん

梅雨入り後、久しぶりに青空が広がる日曜日。6時前に家を出て、海岸線を走るかヒルクライムをするか迷ったが糸島に行くことにした。
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糸島の良いところは海を見ながら気持ちよく走ることもできるし、山の方に行けばヒルクライムのコースも多くてコースにバリエーションがあるところだ。

早朝に出発したこともあり、肌寒いが昼頃には30度を超えるらしい。梅雨が明けて殺人的な猛暑がやってくることを考えるとうんざりする。

早朝にも関わらず二見ヶ浦の駐車場は大型バイクやロードバイクで走りに来た人々で賑わっていた。

二見ヶ浦を後にし、いつもの彦山を登ったがわりと調子よく登ることができた。

油山の朝練とランニングが多少は効果があるのかもしれない。彦山を下る途中の海と空が綺麗だった。
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彦山を下って芥屋の大門まで少しゆっくりめのペースで海岸線を流す。
芥屋の大門で休憩をした後に帰路につくのがいつものコースだが、まだ時間もあったのですぐ近くにある立石山に登ってみることにした。
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立石山は芥屋海水浴場の駐車場から少し脇道に入ると登り口がある。
芥屋海水浴場の周辺は小さな漁港があり、ちょっとした旅館や食堂もある。
芥屋海水浴場は『快水浴場百選』にも選ばれた透明度も高い美しい海岸として知られている。

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立石山に登るのは2年ぶりぐらいだろうか。

標高200m程度の低山だが後半は10%を越える坂があり、なかなか登りがいのあるヒルクライムコースだ。

峠を登りきった所に小さな駐車スペースがあり、そこから頂上まで続く登山道があるが頂上まで行かなくても駐車場から糸島を一望する絶景を楽しむことができる。

ちょっとした気まぐれだが立ち寄ってみてよかった。

妻にも見せてあげたい。

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低山とはいえ彦山と立石山のふた山を登ってカロリーをしっかり消費したこともあってか、まだ10時前だというのにえらく腹が減った。

少し早めの昼食にしようと、これも久しぶりの「牧のうどん」に入る。

 

福岡はうどん発祥の地とも言われているらしい事は、福岡生まれの福岡育ちの私も数年前に知った。いわゆる「博多うどん」はコシがない太麺が特徴であり、ゴボウ天うどんや肉うどんが人気だ。

福岡には老舗うどん屋をはじめ美味しい店が数多くあるが、中でも「ウエスト」「資さんうどん」そして「牧のうどん」は福岡の三大うどんチェーンと言われている。

特に「牧のうどん」の麺には他のうどんには無い大きな特徴がある。

こだわりの麺の生地は本店で作られており、その生地を各店舗に配達しているので本店から一定距離の場所にしか店舗出さないと言われている。

こだわりの製法で作られたコシの無い太麺は軟麺、中麺、硬麺をスープをどんどん吸って膨らみ柔らかくなる。スープを吸って麺が膨らむので食べても食べても麺が減らない。時間が経てば経つほどスープが少なくなるので足りなくなったスープを継ぎ足すために、うどんと一緒にやかんに入ったスープがついてくる。
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うどん激戦区の福岡でも牧のうどんは他とは一線を画す人気の店なのだ。

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福岡といえば豚骨ラーメンのイメージが全国的には有名だが、店舗の数からするとラーメン屋よりもうどん屋の方が多い。

個人的にはうどんよりも蕎麦の方が好きなのだが、自転車でしっかりカロリー消費した後の牧のうどんはカラの胃袋に染み渡って美味かった。