貧脚おやじのロードバイク日記 五十の手習い

福岡在住の会社員です。50歳からロードバイクを始めてハマってしまいました。

会社の仲間と糸島ライド

このところ毎年の様にどこかで豪雨災害が発生している。コロナも相まって、何となく陰鬱な気分で過ごす日々が続いている。そんな中、福岡は梅雨明けしたようだ。久々に青空が広がる日曜日だ。

そのコロナや雨のせいで延期になっていた、4月に異動してきたN本君と糸島ライドに行くことになった。

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ひと回りぐらい年下のN君は子供が小学生ということもあり、土日は家族と過ごすため忙しいようだ。久しぶりにロードバイクに乗るらしい。
待ち合わせ場所である彼の自宅近くのファミマに少し早く到着したので、塩豆大福を買う。ちょうど食べ終わった頃にN本君がやってきた。

N本君は久しぶりライドで山は避けたいということなので糸島の海岸線を走ることにした。少しぽっちゃり系ということもあり坂は苦手らしい。とりあえず二見ヶ浦へ向かう。

道すがら家族の事や自転車を始めたきっかけなど、色々と話ができた。同じ職場ではあるがテレワークで在宅勤務が続いていたし、席が離れていることもあってじっくりと会話をしたことがなかった。

ミュニケーションを取りやすいのもロードバイクのいいところだ。お互い話題がない時はひたすらペダルを回して、気が向いた時に話をすればいい。
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N本君は東北から福岡に転勤してきたが、海岸線を走る機会があまりなかったらしい。

自宅から少し走れば糸島のような美しい海がある環境に満足しているようだ。f:id:nagacchan:20210711160509j:imagef:id:nagacchan:20210711160531j:image

二見ヶ浦で休憩したあと少しペースをあげて芥屋に向かう。

今日は少し風が強かったこともあり芥屋の大門に到着する頃には結構疲れていた。

N本君は越してきて一人で何回か糸島は走っているが、誰かと一緒に走るのは数ヶ月ぶりだという。東北地方は冬場は雪のため走れないし、春先は転勤が決まって暇がなかったとのことだ。
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芥屋の大門でひと休みしたあと、またいちの塩まで行くことになった。

またいちの塩までは立石山を越えて行くと近いし、峠の頂上からの景色が素晴らしいという話をすると行ってもいいと言ってくれた。

立石山は前半は緩やかだが後半になると15%の斜度が続く。

 

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久しぶりにヒルクライムをするN本くんにはかなり堪えたようだ。息が荒い…。

N本君のペースに合わせて、ゆっくりめで登る。そうは言っても私も久しぶりに登るので結構きつい。

先輩として余裕を見せないといけないので呼吸を整え、息が乱れてないフリをする。

「息が全然乱れてないですね。すごいですね!」と感心していたので

「まぁ、立石山は慣れているからね」と言っておいた。

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天気も良かったので立石山から糸島の海を望む景色は綺麗でN本君も喜んでくれたようだ。

そのまま立石山を下り、またいちの塩に到着。野郎二人でベンチに腰かけ海を見ながら塩プリンを食べる。

しっかり汗をかいた男達の体に塩分が染み渡る。
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N本君は高校、大学とボクシング部に所属していたらしい。大学は関東の有名大学なのでかなりのもんだ。現在の体型からは想像できないが本来はアスリートなので、少し頑張ればロードバイクの走行能力はすぐに私なんか抜き去ってしまうだろう。

昼食に担々麺を食べて帰路につく。

昼からは家族サービスだそうだ。山なんか登らせて悪かったかな…。

次は唐津あたりまで行くことを約束してお別れした。

同じ職場でロードバイクに乗る人ができて嬉しい。また一緒に行けたらいいな!