島原半島一周ライド 2021.3.27
サイクリングクラブの仲間に誘われて島原半島一周ライドに参加した。
コロナの影響で昨年は見送りだったので2年ぶり島一ライドだ。
島原半島は長崎県の南部にあり、雲仙普賢岳を中心に雲仙温泉や小浜温泉などの温泉に恵まれている。
一周すると100kmをちょい超えるくらい。
今回はオジサン6人達でまったりライド。
集合場所は熊本県にある長洲港。
5時に福岡を出発し、7時前には長洲港に到着。
港の無料駐車場に車を停めて、自転車でフェリーに乗り込み海を渡って島原半島ヘ向かう。
コロナの影響もあり、久しぶりのグループライド。
1年ぶりに会う仲間もいて、出港までの待ち時間で積もる話で盛り上がる。
皆さん気のいい人達で会話も楽しい。オヤジ達が集まると下ネタも多くはなるが…。
いよいよ出港。
島原までフェリーで45分。
デッキに出ると乗客が投げる餌を目当てにカモメが船の周りを飛び回っている。
船内で少し仮眠を取ると島原の多比良港に到着。
時計回りで島原半島一周ライドのスタート。
みんな100km超のライドは久しぶりなので巡航速度も25kmでこまめに先頭を交代しながら走る。
最初の目的地は島原城。
お堀の周りの桜が美しい。
記念撮影をしたり軽く休憩を取り次の休憩ポイントに向かう。
島原城から数キロ走ると雲仙普賢岳噴火の土石流災害の爪痕を保存した「土石流被災家屋保存公園」に隣接している「みずなし本陣」という道の駅がある。
施設内には島原の特産品が取り揃えてある土産物屋や食事処が軒を並べているが、時間が少し早かったせいか開店している店が少ない。
夏物のジャージにウィンドブレーカーとレッグカバーという服装だったが気温も上がって結構暑い。
体を冷やすためにアイスを買って食べた。
もちもちした食感でなかなか美味しい。
この施設は普賢岳の麓にあるので日本で一番新しい山と言われる平成新山を一望する事ができる。
道の駅で補給と休憩を済ませ、昼食ポイントの小浜温泉を目指す。
海岸線のアップダウンを繰り返しはあるものの信号も少なく走りやすい。
左手に海を眺めながら約20kmごとにコンビニなどで休憩を取り小浜温泉に到着。
小浜温泉は島原半島の西側に位置し「熱量日本一レベル」とも言われているらしい。
ちなみに小浜は「おばま」と読む。
昼食は「味処湯処よしちょう」で小浜ちゃんぽん。温泉卵がトッピングしてあり具だくさんでとても美味い。
セットで寿司や海鮮丼もつける事ができ、更に食事をした客は無料で温泉に入れる特典付き。
温泉には入らなかったが、脚の疲れを取るために「よしちょう」の向かいにある足湯「ホットフット105」に行く。
この足湯は全長105mの日本一長い足湯で小浜温泉の源泉温度105℃にちなんだものらしい。
足湯で疲れを癒やし、終盤戦に出発。
小浜温泉から数キロ走って峠を登りきったぐらいの千々石観光センターが最後の立ち寄りポイント。
橘湾の青い海と雲仙岳を一望できる展望台がある。
ここの名物は長崎では知らない人はいないと言われる「じゃがちゃん」という食べ物。
ジャガイモに衣をつけて揚げただけのシンプルなものだけど妙に美味い。きっと衣に特別な味付けをしているに違いない。
「じゃがちゃん」を食べるためにここに立ち寄る観光客も多いとのことだ。
夕方近くになると風も強くなってきた。
幸いな事にゴールの多比良港までずっと追い風だったので途中のアップダウンが繰り返される広域農道も割と楽に走り切る事ができた。
島原半島一周102kmを走り切って港に到着したのは夕方5時過ぎ。
天候にも恵まれて、久しぶりの仲間と久しぶりのロングライドはとても楽しくて一日中笑っていたような気がする。
企画してくれて誘ってくれた仲間に感謝❗