貧脚おやじのロードバイク日記 五十の手習い

福岡在住の会社員です。50歳からロードバイクを始めてハマってしまいました。

油山朝練 3月10日

今日も5時起きで油山ヘ。

相変わらずタイムはパッとしない。

それどころか以前より遅くなっている。

体力の低下と体重の増加が主な要因であることは分かっているけど…。

今年の冬は寒さに負けて朝のトレーニングはサボりがちだったが新車購入を機に週1〜2ぐらいのペースで続けたい。

いつまで続くかは分からないが。
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仕事前に朝練と称して油山に通い始めて2年以上になる。

糸島のサイクリングクラブの走行会に参加した際にアップダウンの多い山道で脚が攣って、まともについて行けなかった事がきっかけだ。

このクラブは普段、20名ぐらいで脚力のレベルに合わせて4チームぐらいに分かれて走行するのだが、この日は雨天で延期が重なり集まったのは7名の剛脚メンバーだった。(もちろん私を除く)

ほぼ初心者の私は狼の檻に放り込まれた羊ような状態。

しかも糸島の先にある佐賀県唐津長崎県の境にある鷹島までの100km超のコース。

集合した時点で帰りたくなったが、

「今日は少人数だしのんびり走りましょう」

ということだったので少し安心したが、自転車乗りの「ゆるポタ」は信用してはいけないということを後で知った。

糸島から唐津に向かう海岸線の平坦道は千切られながらも何とかついていけたが、鷹島に向かうアップダウンが繰り返される山道ではついて行くどころか、脚が攣って進むのもままならない状態になってしまった。

この苦い経験もあり、少しでも山に強くなりたいと思い朝練を始めたというわけだ。

細身の体で軽やかに坂をスイスイ登っていくクライマー達。

あんな風になりないなぁ〜。

油山朝練 3月9日

今朝も5時起きでせっせと朝練に向かう。

昨日に比べると少し肌寒いが5分も走れば体も暖まる。

油山の中腹あたりで下ってくるローディとすれ違った。彼とは早朝の油山で時々、遭遇する。

もちろん私とはレベル違いすぎるので、前方に見かけても距離は離れていくばかりだし、背後から何度も抜かれたこともある。

しかも、私が必死に登ってゴールする頃には精魂付き果ててしまう激坂を、おそらく3回はおかわりをしている。

もしかしたら、もっと何往復もしてるかもしれない。

今日も下ったあとに、また登ってくるに違いない。一度麓まで降りた彼に抜かれるのは恥ずかしいので何とか避けたいので必死にペダルを回した。

何とか抜かされるのは回避でき、展望台に到着した。
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乱れまくった呼吸を整えつつ休憩をしているとしばらくして、その彼が到着した。

休憩もせずに駐車場でUターンして来た道を戻っていく。見た感じでは息一つ乱れてないように見える。

呼吸も落ち着き、引き返す途中の下りで登ってくる彼とまたすれ違った。

つまり私が見ただけで3往復していることになる。

凄いなぁ。

いつか私もあんな風に颯爽と坂を登りたい。
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途中で必死にペダルを回したからか、帰宅後ストラバを確認するとセグメントのタイムが30秒ほど昨日より短縮されていた。

油山朝練 3月8日

少し寒さも緩んで早起きも辛くないので、いつもより30分早く起きて油山ヘ向かう。

暖かくなったとはいえ5時台はまだ暗い。

6時過ぎでも油山の展望台からの光景は早朝の風景と言うより夜景といった感じ。
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今日は調子よく登ることができたように感じたが帰宅後にストラバのセグメントのタイムを確認するといつもより遅いぐらいだった。

焦らずボチボチ練習していこう!

油山朝練 

今日から3月。
LOOK購入で少しモチベーションが上がった五十路男は5時半起きでせっせと仕事前に油山の朝練に向かう。
寒さもだいぶん緩んで来たので早起きはそれほど苦にならない。
元々、早起きは苦手な方ではない。
785RSは踏めば敏感に反応してグイグイと坂を登って行くような気がする。
もっと踏めと要求してきて、ヘトヘトにさせられて体力を吸い取られていく感じだ。
この要求に応えることが出来れば、その魅力を最大限に引き出すことができるのだろう。

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今朝の油山も朝焼けが美しい。
毎回の事だが、朝のこの景色を見ると激坂を死にそうな形相で戦ってヘロヘロになりながら登ってきたことを忘れてしまう。
足元には今朝も沢山の喫煙者達が残していった燃えカスが落ちていた。
月曜日の朝は特にゴミが多い。
少しだけ吸殻やゴミを拾い、後から散歩に登ってくるであろう途中で追い抜いてきたご老人達に残りのゴミを託して帰路に着いた。

2月27日 もーもーランドでモーモーライド

午前中は用事があったので昼食を済ませ近場の油山を散策する事にした。

いつものように油山観光道路から片江展望台へ。

新しいフレームに慣れたのか前回よりも少しケイデンスもあがり、脚も軽いような気がする。
とはいえスピードが上がったというわけではなく、タイムは調子がいい時期に比べるとまだまだ遅い。
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いつも早朝に油山ヘ行くのでゲートがしまっていて入る事ができない市民の森に行ってみる。
片江展望台を少し下ると油山市民の森のゲートがある。
ゲートを過ぎて静かな森林の中の坂を登っていく。森林浴をしながら走る心地よさもあってか坂も辛くない。

ここ最近、暖かくなってきたからだろうか坂の途中の所々に梅が赤や白の花を咲かせていた。
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春も近い。

しばらく走ると管理事務所があり、脇道を更に登り進んで行くと途中途中の見晴らしのいいスポットから福岡市内が一望できる。
登山客も多い。
このまま登って行けば油山山頂まで続くが自転車では行けないので手前の吊り橋で引き返す。
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ここからの景色も気持ちがいい。

登って来た道を下りメインストリートに戻って奥に進むと夫婦岩展望台がある。
糸島の二見ヶ浦夫婦岩があるが油山にも夫婦岩がある事を最近知った。
ただ油山の夫婦岩は糸島の夫婦岩に比べると随分とかわいらしい夫婦だ。
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全国に夫婦岩と呼ばれるものがあるが、大きな岩と少し小さめの岩が並んでいると夫婦岩を名付けられしめ縄で繋がれるようだ。
夫婦岩のすぐ側に3階建ての展望台がありここからの眺望もよいが、展望台の壁にペイントされた巨大な壁画が静かな森の風景に似合わないような気がするのは私だけだろうか。
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シュールといえばシュールかな…。
どこかしらのアーティストが描いたものかもしれないので何かしらの意図や意味合いがあるかも知れない。
自然とポップアートの融合とか。

油山探索サイクリングのシメは油山牧場。もーもーランドと呼ばれており市民の森の少しキツめの坂を登ると裏門がある。
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油山山麓の広大な敷地に牛が放牧されており、巨大すべり台などの遊具や芝生広場、売店などが備えてある。
乳牛の搾乳体験や羊の毛刈りなどが体験できたり家族連れやカップルも1日中楽しめる施設だ。
しかも駐車料金300円だけで入場料は無料。
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この日も多くの人々で賑わっていた。
父親に抱っこされた幼い子供が恐る恐る牛に牧草を食べさせている光景が微笑ましい。
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LOOKと白黒お揃いのホルスタインと記念撮影。
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広大な牧場の芝生の向こうに福岡市内が一望できる。
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家からロードバイクで1時間程度の場所に牧歌的風景を満喫できる施設があるのはありがたい。
短時間でヒルクライムと牛さんと戯れる事ができる自転車乗りにもオススメのスポットだ。

2月23日 妻と糸島ライド サドルバッグとかしわオニギリ

冷え込むとの予報だったが日差しもあるのでさほど寒くはない。
ころころと寒暖が変わるのでウェアの選択に悩んでしまう。
今回は夏物のジャージにウィンドブレーカーで丁度いい。

最近、妻と出掛けるのは糸島が多い。
時間も限られるとどうしても走り慣れたルートになってしまう。
もう少し気候が良くなったら少し遠出をしたい。
交通量の多い街中を抜けて右手に海が見えてくると糸島は近い。
いつもように糸島の手前の長垂公園でトイレ休憩をとり、二見ヶ浦を目指す。
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先日の志賀島では早々に脚が売り切れてしまい、帰路では20kmぐらいの速度で巡航するので精一杯だったので最初から飛ばさずゆっくり走るように心がけた。
妻も一緒なので少しゆっくりめに走るのに丁度いい。
二見ヶ浦に向かう途中のコンビニで休憩をしていると男女4人組のローディがやってきた。
その中のご年配の男性が話しかけてきた。
聞けばその人達も皆、エースサイクルでロードバイクを購入しており、たまに一緒に走っているらしい。
その日は4人で糸島にある食堂にランチに来たらしい。
声をかけてきた男性はしょっちゅうエースサイクルに出入りしており、ショップでLOOKが納車されているのを見かけたらしい。私の自転車を見て同じロードバイクだと思い声をかけてくれたということだ。
ピナレロやウィリエール、トレック、リブ(ジャイアントの女性向けブランド)と皆さんいいバイクに乗っている。
妻はあまり集団で走行する経験がないので、もう少し慣れたら集団走行を楽しむのもいいだろう。
ショップで会って機会があったら一緒に走りましょうと曖昧な約束して別れ、二見ヶ浦ヘ。
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この日の二見ヶ浦は休日という事もあり車やオートバイクが多い。
兄からラインがあり、糸島に来ているとの事だったがあまり時間がなかったので合流はせずに彦山ヘ向かう。
カーボンフレームはやはり軽い。いつもよりケイデンスがあがる。二見ヶ浦までスピードをあげずに抑え気味に走ってきたこともあって気持ちよく登ることができた。
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妻も坂はきついみたいだが以前と比べると随分とペダリングが軽やかに見える。
ある程度、坂や峠が登ることが出来れば行動範囲も広がると思うのでもっと楽しくなるだろう。
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ヒルクライムはきついけど登りきった達成感やダウンヒルの爽快感、高い場所からの景色を楽しめる。
私も自分自身の軽量化をして山を軽快に登れるようになりたい。

帰る前にいつも立ち寄る農産物の直売店でかしわオニギリを食べた。
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店名は「にぎやかな春」といい「つまんでご卵」という黄身を指でつまんで持ち上げる事ができる卵で知られているが、親子丼や玉子丼は食べずにいつもコロッケとかしわオニギリを注文する。
コロッケとかしわオニギリが妙に美味い。
妻は毎回、夕飯の足しにサドルバッグにオニギリを詰め込んで持ち帰る。
妻のビアンキはフレームが小さいためボトルケージがひとつしかない。ツールボックスを差すケージがないのでサドルバッグにパンク修理キットを入れるのが目的だったはずだが…。
まっ、いっか。

2月21日 志賀島

今日は日中の気温が20度を越え暖かい。三寒四温というのか、このところ寒い日と暖かい日が繰り返しやってくる。

春も近い。

5mの風速に少し気持ちが怯んだが、せっかく新しい自転車が来たのだから走った方がいいとの妻の言葉に背中を押され、久しぶりに志賀島までソロライドに出掛けた。

私の自宅は福岡市の中央にあるため西の糸島半島と東の志賀島、どこに行くにも都合がいいが必ず交通量が多い市街地を通らないといけない。

志賀島への道中、市街地の飲食店やオフィスのガラス扉やウィンドウに映る新しい相棒、LOOKの白く輝く車体を確認し心の中で満足する。

気分アゲアゲで国道3号線を軽快に走り、志賀島手前の雁の巣までは順調。

雁の巣を過ぎたぐらいから風が強くなってきた。しかも向かい風。志賀島へ続く3キロほどの直線は平坦ではあるが風が強いとウンザリするほどつらい。

向かい風と戦いでしっかり脚を削られたところで勝馬海岸の駐車場に到着。
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青い海と空に白い車体が映える。

小腹が空いたので背中のポケットに忍ばせていた補給食を口にする。

以前はカロリーメイトのフルーツ味を補給食として携帯していたが少しパサパサした感じだった。

最近はブルボンのSLOWBARがお気に入り。
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少し薄型で携帯に丁度良く、しっとりとした食感で味も良い。チョコと黒ゴマ、バナナ、ココナッツミルクがあり、個人的にはココナッツミルクが好きだが近所のドラックストアではなかなか入手できない。

足がダルかったが久しぶりの志賀島なので潮見展望台まで登ることにした。

LOOK HUEZに乗っているのでヒルクライムをせずに帰ってしまうのは申し訳ない気がする。

ヒィコラ登っていると途中でオートバイで下ってきた男性が道を訊ねてきて停車させられてしまった。

一般人には理解できないかもしれないだろうが、ロードバイクで坂を登っている者にとって途中で足を地に着いてしまう事は敗北を意味するのだ。

出来ればヒルクライム中のローディに激励と挨拶以外で声をかけるのはご遠慮いただきたい。

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運動不足で登坂力がすっかり落ちてしまっている。風もあるのに真波君のような羽根は出ない。

サボっていたジョギングやウォーキングも再開しないといかんかな…。

ヒルクライムでカロリーを消費してお腹が空いたので、うどん屋ヘ向かう。


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古民家風のうどん屋さん「あずまや」は福岡では珍しくシコシコした腰のある麺で、志賀島産のワカメうどんが美味しい。


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ごぼ天ワカメうどんとワサビいなりを注文。

暑さで汗をかいて身体が塩分を欲していたのか汁まで全部飲み干してしまった。


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LOOKで初の遠出をしたが足がガクガクになってしまった。

貧脚お断りのインプレどおりなのか、運動不足による脚力の低下のせいなのだろうか?

いずれにしても、もっと鍛えて性能に見合う脚力をつけなきゃ!